高温多湿化した日本の土壌はシロアリが最も好む土壌環境にあります。
我々が住む家屋は、シロアリが常に生息し、加害活動をしている土壌の上に建っているものと考えてください。いつ、どのような状態で侵入してくるかは我々でも想定できません。
住宅の主要な木材もまた湿気によってカビや腐朽を生じシロアリの好む餌場になる上、建物自体の強度劣化にもつながります。
阪神大震災ではシロアリ・腐朽の被害がある家屋のうち、約9割が全壊したという報告があります(1995年4月/朝日新聞)。また2000年4月に施行された住宅品質確保促進法(品確法)において防蟻・防腐処理が評価基準として明記されており、つまりこれは防蟻・防腐処理が不完全な家は品質的に劣るということを国が公に認めたことを意味します。ゆえにご新築時には多くの建設会社様にご依頼を賜り現在もシロアリ予防工事を施しております。
21世紀になって住宅も本格的な性能時代に入ったといわれておりますが、最も基本的な性能である安全性の確保においてシロアリ対策は耐震性などとともに不可欠の要件なのです。
シロアリ予防の大事なポイント
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シロアリから大事な家を守る
シロアリは土台や柱など家の主要な部材を食害します。当然ながら食害が及ぶと家の強度が保てず、上記のように自然災害時の倒壊の危険性が高まります。
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住宅の主要な木材の腐朽・カビを抑制する
湿気の多い日本では腐朽も大きな問題となります。
家の木材は腐朽するとシロアリが生息する可能性が高まるだけでなく、①と同様に家の強度が保てず自然災害時の倒壊の危険性が高まります。 -
費用を大幅に削減できる
万が一シロアリの被害が出た場合、早急にシロアリ駆除を施さねばなりません。
駆除にかかる費用は予防よりもかかってしまいますし、加害部材等の修繕費も含めると大きな費用となります。 -
5年間の保証付(シロアリ損害保険)
予防工事を施していれば5年の保証がついていますので安心です